イオン銀行
イオン銀行
昨年5月に準備会社を設立し、今現在も設立準備に追われている「イオン銀行」(仮称)。言わずと知れた、あのイオングループが設立しようとしている銀行だ。
そのイオン銀行に三大メガバンク等が出資を検討しているという。三菱東京UFJ銀行、みずほファイナンシャルグループ、三井住友銀行、他にもJR東日本やNTTドコモ、生命保険会社、損害保険会社なども出資を検討中だという。
流通業界の銀行業介入はセブン銀行が全国のセブンイレブンの店舗等にATMを設置している。イオン銀行は店舗内に人を配して幅広く銀行業務のサービスを展開していくのだとか。土日に窓口が開いてればかなり便利ですよね。シネコンや食事、買い物などのついでに、振込みなどの用事が済むのであれば、これは需要が見込めますよね。今後の動向に注目したいと思います。
■イオン銀行とは
イオン銀行(仮称)とは、国内最大手の小売業グループであるイオンが、2007年度中に設立を目指している銀行のことである。2006年5月15日付で、イオン総合金融準備株式会社(いおんそうごうきんゆうじゅんび、AEON Financial Project Co., Ltd.)を準備会社として設立しており、免許取得次第、正式開業予定。資本金は25億円。
2006年3月10日、イオンは「銀行業への参入について」というタイトルで、正式に銀行業へ参入することを発表した。 流通業界では、イトーヨーカ堂やセブン・イレブン・ジャパンを傘下に持つセブン&アイ・ホールディングスが2001年にアイワイバンク銀行(現在のセブン銀行)を設立した。コンビニエンスストアのセブン・イレブン・ジャパンの店舗網を中心に、ATMを設置するというビジネスモデルで急成長を遂げ、100億円を超える利益(2005年3月期 108億円)をあげた。セブン&アイは手数料ビジネスで成功しており、総合スーパーは本業の小売り部門が依然として厳しく金融事業への参入によって収益力を高める狙いがあるのではないかと考えられている。 イオンは2005年夏ごろから、大手銀行との提携も視野に新銀行の青写真を模索してきたが、最終的に特定の金融機関の協力を求めず、独自で設立することになる。
2006年2月末時点のセブン銀行の口座数が約31万口座なのに対し、イオン銀行が獲得目標に掲げる規模はその十倍の数字である。イオン側は、約1370万のカード会員や全国展開するショッピングセンターの来店客を取り込むことで「実現可能」と強気である。ただ、人件費や設備投資のかからないネット・ATM専業銀行に対し、イオンは支店を設けて3から4人の人員を配置するなど、あえてコストのかかりやすい運営形態を選択したといえる。収益の柱となるサービスも不明確なだけに、果たして十分な収益を確保できるのか、今のところは不透明である。なお、イオングループ傘下のコンビニであるミニストップには、すでに大手銀行や地方銀行の共同出資会社がATMを設置しており、イオン銀行のミニストップへのATM設置は「未定」という。
(Wikipediaより引用)
■イオン銀行(イオン株式会社のホームページより「銀行業への参入について」)
2006年3月10日 イオン株式会社
銀行業への参入について
この度当社は、総合金融事業の一環として、当局から銀行免許を取得したうえで、銀行業(『リテール・フルバンキング』)へ参入することを本日開催の役員会にて決議しましたので、下記の通りお知らせします。
記
1.銀行業参入の趣旨
我が国の金融をとりまく環境は、自由化の進展、情報処理技術の革新などにより大きく変化しております。また、当社に寄せられるお客さまからのご要望においても、ショッピングセンターでお買物と合わせて、金融サービスを受けたいという声も多く寄せられています。
このような環境下において、当社は、『商業と金融の融合』を可能とする環境が整ったと判断し、“すべてはお客さまのために”というグループの基本理念に沿って身近で便利で親切な金融サービスを総合的に提供するべく、新銀行(仮称:イオン銀行)設立にむけた準備を開始いたします。
これにより、当社はお客さまの生活において「つかう」の部分だけではなく、「ためる」・「ふやす」領域にも係わり合いを持ち、より広い事業領域においてお客さまに利便性を提供することで、「流通業」から「顧客満足業」への転換を加速してまいります。
2.新銀行の事業概要
(1) 商業と金融が融合した本格的な『リテール・フルバンキング』
お客さまと対面でフルサービスを提供する銀行を予定しています。新銀行は、インターネットバンキングやATMなど一定の機能だけに特化した銀行とは一線を画し、イオンの擁する全国に遍在する約1,500のショッピングセンターをはじめとする各店舗と充実した顧客基盤、さらには約1,370万人のカード会員を有するイオンクレジットサービス等の金融事業の基盤をフルに活用して、業務を展開する方針です。お客さまごとの生活シーンやお買い物の実情に即して、小口決済、各種預金、ローン、保険・証券販売等の多様な金融サービスを総合的に提供します。
(2) 安全・安心な決済サービス
新銀行は、生体認証技術にも対応した多機能ICカードを活用するなど安全・安心な付加価値の高い認証・決済基盤を提供します。とくに、電子マネーを活用することで、イオンのグループ各社と異業種間の戦略的提携、顧客利便性の飛躍的向上、ならびに地域経済の活性化につながる決済サービス網の構築を可能にする方針です。
(3) 中期目標 (開業後5年を目処)
1. 口座数 : 300万口座以上
2. ATM台数 : 2,000台以上
3. インストアブランチ : 60店以上
4. 預金残高 : 6,500億円以上
5. 収益性 : ROE 20%以上
3.今後のスケジュール
以上の計画を可及的速やかに実現するべく、来る4月を目処に準備会社を設立する予定です。
4.業績に与える影響
本件により、2007年2月期の当社業績への影響はありません。
また、当局からの銀行免許取得が前提となるため、来期以降の当社業績への影響については、詳細が確定次第改めてお知らせします。
以上
