【訃報】ベストセラー作家の西村寿行さんが肝不全で死去
【訃報】ベストセラー作家の西村寿行さんが肝不全で死去
ベストセラー作家の西村寿行(にしむら・じゅこう)さんが、23日、都内で肝不全の為、亡くなっていた事が26日分かった。西村寿行さんといえば、「ハードロマン」と呼ばれる暴力描写を盛り込んだ復讐劇で一ジャンルを築き多くのファンを魅了した。

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ベストセラー作家の西村寿行さん死去…大胆な暴力描写で人気
「君よ憤怒の河を渉れ」などのバイオレンス小説や「世界新動物記」などの動物小説で多くのベストセラーを生んだ作家の西村寿行(にしむら・じゅこう、本名としゆき)さんが23日、肝不全のため東京都内で死去していたことが26日、分かった。76歳。昭和55年には長者番付の作家部門1位になるなど、幅広いジャンルをこなす人気作家として、一時代を築いた。
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「ハードロマン」と呼ばれる大胆な暴力描写を盛り込んだ復讐(ふくしゅう)劇で多くのファンを魅了し、昭和40~50年代を中心に活躍した人気作家が、逝った。
西村さんは昭和5年、高松市生まれ。兄は時代小説作家の西村望氏。業界紙記者、漁師、タクシー運転手など職を転々とし、東京・新宿で活魚料理店を経営していた昭和44年、「犬鷲」がオール読物新人賞佳作となった。39歳の“遅咲き”のデビューとなった。
新宿では「暴力で泣いている人たちが山ほどいる」と知り、作風の基礎を築く。以後、社会派ミステリー「瀬戸内殺人海流」「安楽死」などの推理小説を創作した。
一方で「滅びゆく動物の悲しさも描きたい」として、「犬笛」「黄金の犬」など野生動物の生態や人と自然の交流を描いた短編なども次々と発表した。
「推理小説では人間の赤裸々な欲望が書ききれない」。新境地を目指す西村さんは、昭和50年の「君よ憤怒の河を渉れ」で、冒険小説の要素と大胆な暴力描写を盛り込んだ「ハードロマン」と呼ばれる新ジャンルを確立。破天荒さの中に詩情がのぞくバイオレンス・ノベルのヒットを次々と飛ばした。
さらに医療問題などを扱った社会派作品から時代小説まで幅広く執筆。森村誠一さん、半村良さんらとともに「三村」と呼ばれ、40~50年代を代表する人気作家となった。一時は月に1000枚近くというハイペースで書き続け、55年に作家部門の長者番付のトップに立った。
「君よ-」は高倉健さん主演で映画になるなど、映像化された作品も多い。55年には産経新聞に「大都会の中に潜む欲望と狂気」を描いた「虚空の舞い」を連載した。
西村さんは生前、「『ノラクロ』や『鞍馬天狗』で育ったボクにとって、小説は面白くなくてはならないもの。小説には冒険と女が必要なんだ」と小説への情熱を語っていた。葬儀・告別式は近親者のみで行う。
(サンスポより引用)
■肝不全とは
肝臓は、消化管から吸収された栄養物の代謝のほか、血液中のアルブミンや血液凝固因子などのたんぱく質の合成、アンモニア代謝、および薬物・異物の代謝・解毒・排泄など、生命の維持に必要な多くの働きを担っています。
急性肝不全は、肝疾患の病歴がなく、急激に肝細胞が壊されて肝臓の機能が果たせなくなった状態をいいます。劇症肝炎は、特にウイルス性の急性肝炎や薬剤による肝障害などで急激かつ広範に肝細胞が壊されて肝臓の機能が低下するものをいいます。
肝不全の状態になると、人体に有害な物質であるアンモニアを尿素に変えて排泄できなくなるため、血液中のアンモニアの量が増えて、肝性昏睡(肝性脳症ともいう)といわれる意識障害をおこします。
また血液中のビリルビンを胆汁として排泄できなくなるため、血液中のビリルビン値が高くなって黄疸(眼球や皮膚が黄色くなる)という症状をきたすなど、肝臓の代謝障害によるさまざまな症状を呈します。
治療は、中心静脈栄養(大静脈内にカテーテルを入れて、無菌的に栄養剤を補給する)などによる栄養管理のほか、肝臓の再生、修復が得られるまでの肝機能補助の目的で、持続緩徐式血液濾過や血漿交換療法がおこなわれます。
※病気の詳細は医師にお尋ね下さい。
