サッカーU-22代表中国に引き分ける
サッカーU-22代表中国に引き分ける
8月3日、完全アウェーの中国藩陽でサッカーU-22日本代表は0-0で中国と引き分けた。通常国際試合ではありえないホーム中国での審判全員が中国人という厳しい環境で、当初の予想通り、いや予想を超えた日本にとって不利な判定が数多く見受けられた。中国代表からの悪質なラフプレーに対しては、流す場面も多く、更に選手交代時や倒れてピッチから一度出た後、意図的な意地悪(なかなかピッチに入れてくれない)や流れの中での中国のファールに対して通常流してもいいような日本のアドバンテージの時に笛を吹いて流れを止められたりもした。(中国代表の悪質なファールにはカードどころか笛も吹かないのに、軽い接触で日本が有利になると笛を吹いて試合を止める)
そんな中でも0-0で終わったのはよく頑張ったと言えるのではないだろうか。しかし敢えて苦言を呈すならば、運動量が少なくパスの繋ぎも悪い。中盤より後ろは何度もピンチを招くがよく踏ん張ったと思う、だがこのミスパスやセカンドボールを中国に取られ過ぎて自らピンチの種を作る事が多かった様に思える。
ほぼベストメンバーのU-22中国代表に対して、日本代表のメンバーはというと日本国内でのオールスターやJの日程上、決してベストメンバーではなかった事も付け加えておく必要もあるだろう。あと思ったよりこの中国代表が良かった事にも驚かされた。戦術、個人能力、決して低くはない。それが分かった事も収穫ではなかろうか。
U-20からの元気な若手も招集されて選手間の競争が激化しているこの世代には期待している。是非、北京では優勝目指して頑張って欲しい。

■U-22サッカー日本代表(中国・藩陽)関連記事
●中国戦審判も中国…日本に15人の敵(8月3日スポニチ紙面記事より引用)
11対15の“ハンデ戦”を克服せよ――。U―22日本代表が異例の難題に挑む。3日の4カ国トーナメント第2戦で開催国の中国と対戦するが、審判団が中国人で構成されることが分かった。圧倒的不利が予想される中、攻撃陣はエースFW平山相太(22=FC東京)ら主力がそろって先発予定。1日の北朝鮮戦では新戦力や控え組が活躍しただけに、主力組のメンツにかけても負けるわけにはいかない。
プレ五輪大会として開催されている4カ国トーナメント。入場時のチェックなど警備は本番さながらの厳しさだが、ピッチ内では本番ならあり得ない事態が起こっている。
開催国の中国が出場しているにもかかわらず、審判団は全試合が中国人なのだ。反町監督は「金をケチっているだけだろ」と冗談めかしたが、心中は穏やかでない。審判団は主審1人と線審2人の3人だけに「11人対14人?面白いことを言うね。いや、11人対15人にしてくれよ。第4審判に(私が)退席処分を食らうかもしれないしね」と苦戦を覚悟している。
それでも先発予定の主力組はやる気満々だ。1日の北朝鮮戦ではU―20世代のMF梅崎、FW森島らが活躍。U―20世代の加入で今まで以上にチーム内の競争が激しくなり、これまで主力を張ってきた面々も安穏としてはいられないからだ。
李は「(審判のことは)考えてプレーしろと言われた。でも、それぐらいの方がモチベーションが高く臨める」と逆境を歓迎。敵地でのゴールが多い“アウエー男”は「何万人も入るスタジアムでやれる機会はそんなにないから」と期待感さえ口にした。
平山も同じだ。昨年10月の中国戦でゴールを決めているエースは、1日の中国の試合をテレビ観戦。「当時と全然違った。コンビネーションとかボール回しとか、いいなと思った」と警戒しながらも“完全アウエー”については「そういう中で勝っていかないと」と決意を口にした。
1日の中国―ボツワナ戦は約4万5000人の観客を集めた。優勝争いを左右する3日の一戦も、6万人収容のスタジアムが中国サポーターで真っ赤に染まることは間違いない。審判の裁量に結果を左右されないほどの強さを見せつけ、スタンドを沈黙させることができるか。U―22代表の力量が問われる。
